月の裏側に初着陸!中国の月面探査機「嫦娥4号」の名前の元ネタは?

2019年1月3日の本日、中国の月面探査機「嫦娥4号」が月の裏側に初着陸したことが報道されました。
新年早々、月の探索が大きく進展するなんておめでたいですね!
ところで「嫦娥4号」っていうネーミングの元ネタは何なんでしょうか?
調べてみたのでご紹介いたします。
「嫦娥4号」が月の裏側に初着陸
中国中央テレビ(電子版)によると、中国の無人探査機「嫦娥(じょうが)4号」は3日午前、月の裏側への着陸に世界で初めて成功した。「宇宙強国」目標を掲げる習近平政権による宇宙開発の急速な進展ぶりを示すものとなった。
嫦娥4号は昨年12月8日、運搬ロケットに搭載して四川省から打ち上げられ、同30日に月面軌道への進入に成功していた。今後、搭載している探査車を用いて、月の裏側の地形や地質構造、月の内部構造などのデータを収集するとみられる。
なんと!世界で初めて月の裏側への着陸に成功した「嫦娥4号」。
月は自転周期と公転周期が同じなので、地球からはいつも同じ面が見えています。
そのため地球を出発した探査機が月の裏側まで行くのはなかなか難しいと思うのですが、今回見事に成功させてくれました!
技術的な面はよくわからないけど、すごいということはわかりますね!
それにしても地球を出発して月につくまで1ヶ月ほど時間がかかるんですね。
年をまたいでの成功となりましたが、2019年は幸先が良いですね。
「嫦娥4号」の名前の元ネタは?
さて嫦娥4号の名前の元ネタですが、嫦娥(じょうが、こうが)とは中国神話の登場人物のようです。
嫦娥は元は仙女で、地上に降りてきたが不死でなくなってしまったため不死の薬を盗んで飲み、月に渡ってヒキガエルになった、などという伝説があります。
およそ月に関わる伝承が多いため、月の女神として信仰されているとのこと。
月に住む仙女の名前を付けるなんてなんだかロマンチックですね!
と思いましたが、日本でも月面探索機に「かぐや」って名前をつけていますので、どこの国も考えることは同じ感じなんですね。
また、嫦娥4号はアニメーションの紹介動画も作られていて、かなり出来が良いです!
そこで嫦娥4号はかわいい女の子のキャラクターとして動いていました。
最近は戦艦が女の子になったりと擬人化ブームですので、その流れに乗っているんですかね。
個人的にはキャラクター化したほうが個性がわかりやすくなると思うので良いと思います!いいぞ、どんどんやれ!
まとめ
- 嫦娥4号は世界で初めて月の裏側に到着した探査機
- 嫦娥は中国神話に登場する月に住む天女
嫦娥4号は人類に月の情報をもたらしてくれる女神というわけですね。
今後の調査が世紀の大発見につながることを期待しつつ、続報を心待ちにしたいと思います。