中森明夫が戦争を肯定でツイッター炎上?NGT山口卒業で例えの理由は?

中森明夫さんがNGT山口真帆さんの卒業公演を感動的なものだと評し、その比較として戦争を例に出したことでツイッターが炎上しました。
なぜNGT山口真帆さんの卒業に戦争を重ね合わせたのか、その理由が気になったので調査してみました。
中森明夫さんのプロフィール
中森明夫さんを簡単にご紹介します。
中森明夫って、昔『東京トンガリキッズ』とか書いてた、あの人だよね?
もういい歳の爺っちゃじゃないかな。
おっちゃんより年上だったと思う。
いい歳してアイドル論評やるのはまあご自由にどうぞ、だけど、「ひめゆりの塔」「少年特攻」ぐらい知ってて当たり前ないい歳、でもあるんだけどなあ。 pic.twitter.com/6WypE3a1iD— Donald Mac (@donaldmacwin) 2019年5月19日
中森明夫(読み:なかもりあきお)さんは1960年1月1日生まれ現在59歳のアイドル評論家です。
「おたく」という言葉を命名したのは中森明夫さんと言われていますよね。
本名は柴原安伴(読み:しばはらやすとも)でペンネームの中森明夫は中森明菜が由来です。
1980年代には「新人類」と称され、サブカルチャーやアイドルに関するコラムを数多く執筆してきました。
しかし「おたく」に関する研究では当時のオタク達をバカにするような内容だったため批判が殺到し、炎上して連載終了なんてこともありました。
過激な批評のせいで批難されることも多かったようですね。
中森明夫さんが戦争を肯定するツイートでツイッター炎上?
中森明夫さんは2019年5月18日のNGT山口真帆さんの卒業公演の後、感想をツイッターに投稿しました。
そのツイートが山口真帆さんの卒業を戦争の美しさに例える内容で、戦争を肯定しているのかと批難され炎上しました。
現在その戦争を肯定したと思われるツイートは削除されていますが、以下でツイートの文章内容を確認することができます。
産経新聞社系のzakzak @zakdesk あたりで今朝未明にツイートして、批判の声が出てすぐに削除した丸山穂高よりタチの悪い(といっても私人だけど)中森明夫@a_i_jp の戦争ツイートについて真意を取材・報道しないものか。 pic.twitter.com/iak6mQKkYv
— 🐞新しい風 @ NAKAMA (@atarashiikaze17) 2019年5月19日
戦争は絶対にダメだと前置きしていますが、ひめゆり部隊や少年特攻をありえないほど美しいもので感動を生むものと賛美していますね。
これは戦争の悲劇を肯定しているととらえられてもおかしくはありません。
戦争を美しいとするのはちょっと悪趣味かなと思いますし、犠牲になった人々に対して不謹慎な発言である気がしますね。
NGT山口真帆さんの卒業を戦争に例え讃美・感動した理由は?
中森明夫さんはNGT山口真帆さんの卒業公演を戦争の少年特攻やひめゆり部隊に例えて感動していました。
その理由としては、今回のNGTの騒動で山口真帆さんが一方的にいじめに合い引退に追い込まれた一件が、悲劇のヒロインとして美しい最後だったと評価したためでしょう。
戦争のように悲しい事件の被害者、犠牲者を見て、感動を覚えるという感覚はちょっと理解し難いですね。
世間の声
以下、中森明夫さんの戦争ツイートに対する世間の声です。
こういう考えを持ってる人が日本にいるなんてほんとに残念でならない。ヤバいと思ったからツイ消ししたんだろうけども表に出る人間ではないな。出てるか知らんけど。 #中森明夫 pic.twitter.com/nIp4CtqEiQ
— 佐藤源太 (@burikino) 2019年5月19日
中森明夫「戦争のおかげでひめゆり部隊や少年特攻兵、ありえないくらい美しい感動的なものを生んだ」 https://t.co/VfefBFv1Dr
自己犠牲は感動話に数えられるけどさ
我が国のそれは強制的にやらせたもので、自己犠牲じゃねぇんだよ— なる (@icamusu) 2019年5月19日
中森明夫のツイートが問題なのはその戦争観ではなく、AKBグループの運営を問題だとしながら、それが生んだ一連の山口真帆事件を美しいと消費する態度だろ。そしてこの楽屋裏を消費する態度は秋元康的だし80年代的ともいえ、要は似た者同士に過ぎない。
— SURUMEX (@lovesurume2) 2019年5月19日
すごいねこの中森明夫って人。この人にとってアイドルが不当に扱われることも戦争で若い人が死ぬことも全部自分が感動するためのコンテンツなんだねクソすぎ
— はな🥙 (@hibihana) 2019年5月18日
NGT山口真帆さんの不幸を戦争の悲劇に例えて、感動するエピソードとして評価する事に対し、世間からも批判的な意見が多いようです。
まとめ
中森明夫さんは戦争を肯定・讃美する内容のツイートを投稿し炎上。現在はツイートを削除。
NGT山口真帆さんが引退に追い込まれた悲劇を、戦争の少年特攻やひめゆり部隊に例え、美しい最後として評価。
世間からは不謹慎な表現だとして批難されています。
戦争のおかげで感動したというような言葉は、やはり戦争の悲惨さを軽視していますよね。
戦争での自己犠牲はたしかに心に響くものがありますが、感動のコンテンツとして消費するのは不謹慎だと思ってしまいますね。
中森明夫さんも不適切だと思いツイートを削除したのでしょうが、戦争に対する言葉は慎重に考えてほしいものですね。