UNO公式ドロー2ドロー4の後返しの積み重ね禁止に!理由はなぜ?

UNO公式ツイッターがドロー2の後とドロー4の後にドロー返しの積み重ね(スタック)することを禁止にすると発表し話題となっています。
UNOの積み重ね(スタック)はUNOというゲームの面白さの醍醐味のはずなのに禁止にする理由はなぜなのでしょうか?
調べてみると実はドロー2の後とドロー4の後の積み重ね(スタック)は地方のローカルルールで、元々公式ルールでは禁止だったようなのです!
以下に調査した内容をまとめました。
目次
UNOの概要
まずはUNOの簡単な解説をしますね。
みんなUNOやろーせま pic.twitter.com/8EZ2iZ5bAK
— 麗音(レイン) (@b_Sound_01272) 2019年5月7日
UNO(読み:ウノ)はトランプのゲームの一種「クレイジーエイト」を改良したゲームです。
日本ではトランプに続いて馴染み深いカードゲームですよね。
UNOの語源はスペイン語・イタリア語で「1」という意味がある「ウーノ(uno)」が由来になっています。
様々な妨害カードがある中、配られたカードをより早く0枚にした人が勝利となります。
手札が最後の1枚となったときに「ウノ!」と宣言しなければならないというのがこのゲームの特徴ですね。
UNOは1971年にアメリカ・オハイオ州のマール・ロビンス氏によって考案され、現在ではバービー人形の玩具メーカー・マテルがその権利を保有しています。
2016年には発売後はじめてルールが改定され、自由に効果を書き込めるワイルドカードなどの特殊カードが追加されました。
UNO公式でドロー2の後およびドロー4の後の返しが禁止に
2019年5月5日にUNO公式ツイッターにて、ドロー2の後とドロー4の後に返しの積み重ねをすることが禁止であると明示されました。
10000RT:【衝撃】UNO「ドロー系カードの積み重ねはルール違反」公式が発表https://t.co/Q4opVAkCrD
「ドロー2」や「ワイルド・ドロー4」などの連鎖についても、ルール違反であると公式ツイッターで見解を示した。 pic.twitter.com/p6iJ0ZeQeu
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年5月7日
ツイッター公式の訳がじわるけどこのルールがまさかのNGだったとは面白みに欠けてしまうよUNO pic.twitter.com/P943rDDL2V
— u (@m2102b52) 2019年5月7日
この発表には「ドロー系カードの返しが面白かったのに」という声が殺到し、UNO公式ツイッターに対して「逆に公式が間違えている」というリプライまで飛び出しました(笑)
実に50年近くルールの勘違いが起きていたわけですから、歴史的な革命が起きたと言っても過言ではないでしょう。
元々公式ルールではドロー返しの積み重ね(スタック)は禁止だった?
UNOのルールについて調べてみると、実は元々公式ルールでドロー系カードの後の積み重ね(スタック)は禁止であるという旨が記載されていました。
1988年版のUNOのマニュアル。トミーから発売された日本語版。ドロー2とワイルドドロー4およびチャレンジルールの説明有り。 pic.twitter.com/L5Um3yxN5v
— みっじ (@midge_11) 2019年5月7日
ドロー2もWildドロー4も「無条件で」ってきちんとルール規定されてるし勝敗条件は手札の点数計算制度なんですよね本当のUNO
(点数計算方法今ルールブック引き出したら書いてあってビビった) pic.twitter.com/FjOeRzLhRU— 弁財天 (@sigusigu_poke) 2019年5月7日
ドロー2やドロー4を出されたら強制的にドローさせられて、しかもターンも飛ばされるというなかなか厳しいルール。
反撃の余地のないこのルールは、いささか遊び心に欠けるようにも思えますね。
ドロー返しの積み重ね禁止の理由はなぜ?
ドロー2、ドロー4の後の積み重ね禁止の理由がなぜなのか非常に気になりますよね。
UNOはドローの返し合いで延々と泥仕合になったりすることが楽しさの一因でもありますが、そもそもUNOはいち早くあがることが目的のゲームです。
ドローを手札に持っているかどうかの運で、ゲームの決着がつかない状態は本質からずれているのです。
公式的にはゲームが長引いてしまうことで先に上がった人の手の空く時間が長くなってしまうことを避けたいのではないでしょうか。
UNOは一人が上がった時点で1ゲームが終わる。
上がれなかった人は手札に残ったカードでマイナス点数をつけていく。
これを繰り返して合計点数を競い合う。
こんな感じやったはずやけどこれでちゃんと遊んだことないわ— ドサイトウ (@Ahotori_Sasami) 2019年5月7日
なんで微妙に伸びてるのかわかりませんが、この完全に「いかに自分が早くあがるか」というUNOの大原則を喪失しているクレイジーローカルルールは某千代田南高校地理歴史研究部発祥です。
— yuk★彡 (@millie_lanfrnc) 2019年5月7日
UNOはトランプのゲームルールが元ということもあり、スピーディーな知能戦が本来の姿なんですね。
現在のUNOはパーティーゲームとしての要素が求められている感じですので、公式ルールがつまらなく感じる人が多いのもしょうがないと言えますね。
ドロー2の後ドロー4の後についてなどの地方ルール
現在認知されているUNOの地方ローカルルールの代表的なものが以下です。
- ドロー2の後はドロー2かドロー4、ドロー4の後はドロー4が手札にあれば積み重ねて次の番の人に返すことができる。
- ドロー4の後に指定された色が一致する場合は、その色のドロー2を積み重ねて返すことができる。
- 積み重ねられたドローの枚数は蓄積していき、ドローを返せなくなった人が全てのドロー枚数を引くことになる。
みんなこれが正しいルールだと思ってましたよね。
UNOのルール改訂に対して各所プレイヤーが公式が勝手に決めたローカルルールって言ってるの草でしょ
— ひびかり (@hibikari72) 2019年5月7日
もはや公式のルールのほうがローカルルールだと言われるレベルです。
ドロー返し禁止の理由に関してのネットの意見「なぜつまらなくするのか」
ドロー返しの積み重ねがゲームの遅延になるという理由で禁止されていることに対し、ネットでは不満の声が多数上がっていますね。
UNOの公式ルールドロー4返し出来んのつまらんやん。私も持ってる~~ざまあ!!!ってめっちゃひかせるのが楽しいのに~~
— ゆ か (@yuka___0614) 2019年5月7日
UNO積み重ねダメなのか
あの積み重なる盛り上がりが結構楽しいのになあ— イノシシくん🐗 (@3lHQTmvC0V7TYwD) 2019年5月7日
いままでのドロー系カードの積み重ねによる盛り上がりが失われてしまったことで、これからUNO離れが進んでしまうのか?
公式ルールを無視してやりますという人も多いようですので、なんだかんだローカルルールのまま遊ばれていきそうです。
まとめ
UNO公式ルールでドロー2、ドロー4の後に積み重ね禁止な理由は、UNOは本来スピーディーなゲームでありドローカードの運次第で遅延するようなパーティー向けのゲームではないため。
公式さんサイドの厳粛な伝統を重んじる態度に対し、UNOのローカルルールに慣れ親しんだ私達はちょっとお堅いんじゃないのを思ってしまうところもありますね。
とはいえUNOもあくまでゲームですので、これまでどおり自分たちが楽しめるルールでやっていって良いのではないでしょうか。
Comment
無条件で次のが〇枚引くと昔から名言されているがな
ルール知らないのが勝手に改定騒いでるだけ